◆2025 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファーストステージ 第1戦 日本ハム―オリックス(11日・エスコンF)

 オリックス・山下舜平大投手が、6回6安打2失点、5奪三振で降板した。初回、3つのアウトを全て三振で奪う立ち上がり。

ポストシーズン初登板初先発ながら、敵地で落ち着きを見せた。

 2回、先頭の郡司を右越え二塁打で出すと、田宮の投前犠打で1死三塁のピンチ。続く万波に三遊間を破られ、先制適時打を許した。

 3回は3者凡退で終え、1点ビハインドの4回、2死から郡司に左越えソロを浴び、0―2とリードを広げられた。5回は先頭の万波に右翼線二塁打を浴びたが、後続を退けた。

 6回は球数が80球を超える中で、この日最速の158キロを連発。この試合2度目の3者凡退で締め、7回からは2番手・椋木にマウンドを託した。

 味方打線は得点圏であと1本が出ず、ポストシーズン初勝利はお預け。それでも、完全アウェーの状況下で、相手先発・伊藤と堂々の投げ合いを演じた。

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