◆2025 JERA クライマックスシリーズ セ・ファーストステージ 第1戦 DeNA6―2巨人(11日・横浜)

 巨人は、サイドスローに挑戦中のバルドナード投手が7回に登板。2/3回無安打無失点だった。

 2―4の7回。先発・山崎に代わって2番手・バルドナードが登板。新たに取り組んでいるサイドスローで投球し、先頭の石上には四球を与えたが、代打・フォードを見逃し三振に抑えるなどして、2死二塁で降板。ここで3番手・船迫がマウンドへ。1番・蝦名をスライダーで遊飛に抑え、無失点に抑えた。

 バルドナードはシーズン最終戦となる1日の中日戦で阿部監督の勧めもあり、制球力アップのために、サイドスローに変更して1回無失点に抑えており、この日もサイドスローで投球を行った。

 杉内俊哉投手チーフコーチはバルドナードの起用について「バルちゃん。もちろんフォーム変えて、左バッターからっていうのもあったのでね。勝負させに行ったんですけど、ちょっとフォアボール出しちゃいましたけどね。でもこちらも100パーセントは求めてないし、現状でできることをやってくれればいいかなと思って、多分監督もそういう考えだと思いますから。あれでストライクゾーンに決まれば、絶対左バッターは打ちにくいはず。150(キロ)近く出てますから、なんとかものにしてほしいなと思います」と語っていた。

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