日本代表は11日、パラグアイ戦(2△2)から一夜明け、千葉市内でブラジル戦(14日・味スタ)に向けたトレーニングを行った。パラグアイ戦に先発した選手は室内で軽めの調整となり、ブラジル戦出場を目指す選手がミニゲームなどで精力的に汗を流した。

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 メキシコと引き分け、米国に敗れた9月の米国遠征に続き、パラグアイ戦も2―2のドロー。FW上田綺世のゴールで何とか引き分けに持ち込んだ、W杯出場決定国との“4連戦”は、3戦未勝利のまま最後のブラジル戦を迎えることになった。

 2018年にスタートした森保ジャパンでは、3戦未勝利がワースト記録となっており、今回が3度目。1度目は19年の南米選手権3試合で、2度目は22年カタールW杯決勝トーナメント1回戦クロアチア戦(1△1、PK1●3)、第2次森保ジャパンの初陣ウルグアイ戦(1△1)、2戦目のコロンビア戦(1●2)で記録した。

 ブラジル戦で引き分け以下に終わると、森保政権ワースト記録を更新する形となってしまう。ブラジルには過去13試合で2分け11敗と1度も勝利がない。10日に韓国を5―0で一蹴した強国相手に、奮起が期待される。

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