コント日本一を決めるTBS系「キングオブコント2025」(午後6時30分)の決勝が11日、生放送され、2年連続4度目出場のロングコートダディ(吉本興業)が945点でコント日本一に輝き、賞金1000万円を獲得した。

 優勝がきまると「やったー」と泣きながらコメント。

さらに気持ちを聞かれると「この一言につきますね、ポリスピース」とファイナルステージで披露した警察ネタのポーズを決めた。

 審査員も「今日見た中で一番おもしろいネタ」(じろう)「大爆笑の落ちがまっていた」(山内健司)など評価した。

 ファーストステージはロングコートダディ(474点)、や団(473点)と上位2組が1点差となる激戦。“1位突破した”実力通り、ファイナルステージでもロングコートダディが8点差をつけて逃げ切った。

 史上最多のエントリーとなった3449組の頂点となる第18代キングの座が競われた今回。ファーストステージの結果、ファイナルステージ進出の3組はロングコートダディ、や団、レインボーが進んだ。

 ◆ファイナルステージ3組の得点(出場順)

 1:レインボー 454点(じろう91点、山内健司92点、秋山竜次90点、小峠英二89点、飯塚悟志92点)=トータル918点

 2:や団 464点(じろう92点、山内健司94点、秋山竜次93点、小峠英二92点、飯塚悟志93点)=トータル937点

 3:ロングコートダディ 471点(じろう97点、山内健司97点、秋山竜次92点、小峠英二91点、飯塚悟志94点)=トータル945点

【ロングコートダディ】(吉本興業、2年連続4回目)

 堂前透と兎によるコンビ。09年結成。「M―1グランプリ」でも「キングオブコント」でも決勝進出の経験があり、25年の「ダブルインパクト~漫才&コント 二刀流No.1決定戦~」では2位の成績を収める実力者。昨年のキングオブコントではファイナルステージに進むが、あと一歩優勝には届かなかった。

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