サッカー日本代表は11日、国際親善試合ブラジル戦(14日・味スタ)に向けて千葉市内で練習を行った。
2―2で引き分けたパラグアイ戦から一夜明け、同戦に先発した選手と試合前日から別メニューのFW前田は室内で調整し、その他の選手は雨が降る中で練習を行った。
左足首痛で別メニュー調整が続いていたMF久保建英は、この活動で初めてスパイクを履いて全体練習に合流。ボール回しなどまで行い、その後は個別で調整した。練習後に取材に応じた久保は「やれることはやれているので。久々に合流できて良かった。プラン通りにいっていると思います」と話し、ブラジル戦での復帰へ「そこを目指してやっているので」と明かした。
現在、日本代表はメキシコ(0△0)、米国(0●2)、パラグアイ(2△2)に3戦未勝利。5度のW杯優勝を誇るブラジルとは、これまで通算13試合で2分け11敗。過去一度も勝利のない“サッカー王国”から歴史的1勝を目指す。同戦はかつてFC東京に在籍していた時の本拠地・味スタで行われることもあり、久保は「感慨深いものは当然あると思いますし、他の選手よりもホームみたいな環境でやらせてもらえるので。当然、FC東京のファン・サポーターの方も普段より多く見てくれると思いますし、そういったことも力に変えて頑張れればと思います」と決意を示した。