◆第78回秋季全道高校野球大会 ▽1回戦 士別翔雲5―3帯広三条(12日・プレド)

 夏の北北海道大会に続き2季連続で道大会の開幕戦に登場した士別翔雲が5―3で帯広三条に勝利し、4年ぶりの16強入りを決めた。

 6回まで帯広三条のエース安藤美壱(みいち、2年)の前に1安打。

無得点に抑え込まれていたが、相手が継投に入った3点ビハインドの7回に集中打を見せた。1死一、二塁から6番・沢谷悠翔中堅手(1年)の適時打で1点を返すと、その後、満塁から8番・森下一颯三塁手(1年)が走者一掃の適時三塁打を放ち、逆転に成功。4人の投手リレーでリードを守り切った。

 全道10地区で唯一甲子園出場がない名寄地区。好投手・大橋広翔(3年)を擁した今夏は、準決勝で白樺学園に敗れ、涙をのんだ。学校としても初の甲子園出場を目指す今秋。4年ぶりの8強入りを懸け、次戦は北広島と対戦する。

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