◆米大リーグ 地区シリーズ第5戦 ブルワーズ3―1カブス(11日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ナ・リーグ中地区王者のブルワーズが11日(日本時間12日)、2勝2敗で迎えたカブスとの第5戦を制して、地区シリーズ突破と、13日(同14日)からドジャースと戦うナ・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。本拠地で2連勝発進してから敵地で2連敗を喫したが、再び本拠地に戻って白星をつかんだ。

 日系3世で18年MVPのイエリチは「今夜の雰囲気は信じられないほどでした。この場で最後までやり切った仲間たちを称えたいですね。精神的にタフであり続けてくれました。本当に大きな勝利です。本当に素晴らしい夜になった」と感無量の様子だった。

 ブルワーズはミジオロウスキーが5回まで鈴木誠也のソロ本塁打の1失点のみで踏ん張って、カブス打線に得点を与えなかった。すると2―1の7回2死でチュラングがキトリッジから中堅にソロ。3イニングぶりの得点でリードを2点に広げた。

 今季、レギュラーシーズンでドジャースに6戦全勝。1982年以来43年ぶりのリーグ優勝、ワールドシリーズ進出、球団史上初のワールドシリーズ制覇へ、前進した。

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