◆2025 JERA クライマックスシリーズ セ・ファーストステージ 第2戦 DeNA7×―6巨人=延長11回=(12日・横浜)

 巨人はDeNAに連敗し、CS第1ステージで姿を消した。中川皓太投手は2連投で7回から登板し、1/3回を1奪三振1四球。

これが今季最終登板となった。「ふがいない。最後、終わり方として悔しいCSの登板になったと昨日、今日含めて思います。僕が1イニングを投げきれていたら、その後のピッチャーもまだ楽になったと思う。悔しいです」と口にした。

 それでも、10年目の今季は6年ぶり2度目の60登板超えとなる63試合でキャリアハイ36ホールド。開幕2軍スタートながらフル回転し、復活を印象付けた。「今まで何だかんだでけがをして、というシーズンが多かった。今年はシーズン最初2軍スタートだったんですけど、上がってきてからこうやって最後まで1軍にいることができた」と振り返った。

 8月に取得した国内フリーエージェント(FA)権については「そこはまだ、何も考えてないです。終わったばかりなので。これから、しっかり話しながら決めたいなと思います」と左腕。

来季が大卒11年目となり「課題はたくさん出てくるのでそれを1つずつ克服していくしかない。もう明日から、来年に向けて自分の中では始まってると思う。1日を無駄にしないように過ごしたい」と語った。

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