2022年、23年のNAR年度代表馬・イグナイター(牡7歳、兵庫・新子雅司厩舎、父エスポワールシチー)が、年内で引退し、種牡馬となることを10月12日、野田善己オーナーがXで明かした。

 同馬は22年黒船賞、かきつばた記念(ともにJpn3)、23年さきたま杯・Jpn2、JBCスプリント・Jpn1とダートグレード4勝。

24年にはドバイ・ゴールデンシャヒーン(5着)、今年はリヤドダートスプリント(11着)と海外レースにも挑戦した。

 13日の南部杯・Jpn1(盛岡競馬場・ダート1600メートル)に出走予定で、野田オーナーは「グレードレースへの出走は明日が最後です」とつづり、「今のベストを尽くし完全燃焼にて引退したいので明日頑張って欲しい」とエールを送った。

 南部杯の後にもう1走するかどうかは、レース内容などを見て考える、としている。

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