ナ・リーグ優勝決定シリーズ（ＮＬＣＳ）第１戦前日の１２日（日本時間１３日）は練習日で、両軍監督・選手が記者会見に出席した。ナ・リーグ勝率１位のブルワーズの本拠アメリカンファミリーフィールドで１３日（同１４日）に開幕する。

　ブルワーズはレギュラーシーズンでドジャースに６戦全勝している。低年俸球団を率いてナ・リーグ勝率１位に導いたブルワーズのマーフィー監督は「過信してはいない。それについては確かだ。ドジャースは強豪だ。アメリカ、カナダ、日本、世界中のどこであってもドジャースが広告に出てこないことはない。彼らにはスター性があり、素晴らしい選手だからだ」と相手をもちあげた。

　さらに「私はムーキー・ベッツが最も過小評価されているスターの一人だと思っている。十分な評価を受けていないと思う」と続けた同監督。「フリーマンは私のお気に入りの人物で選手だ。大谷は、言うまでもなく史上最高の選手の一人だ。彼が何年プレーしているか分からないが、間違いなく史上最高の一人だ」とＭＶＰトリオの名を挙げ、「だがムーキー・ベッツがやっていること、遊撃手を務めるために内野に戻ってきて、しかもあれほど上手くこなしている。冗談だろう？　彼の今年のパフォーマンスは最も過小評価されているものだと思う。

野球を見ていて、チームへの貢献度を考えれば、彼は特別な存在だ。まるで（ＮＢＡウォリアーズの細身なスター）ステフィン・カリーがフォワードをやるようなものだ。スーパースターならできる。ムーキーは前例のないことを成し遂げている。私はそれが大好きだ」と賛辞を並べた。

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