13日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、公明党が自民党との連立からの離脱を決めたことで政界が大混乱に陥っている現状を報じた。

 公明党は10日、自民党との連立枠組みから離脱すると明らかに。

高市新総裁選出を受けた連立協議を巡り、企業・団体献金の規制強化や派閥裏金事件の真相解明を求めたが、溝は埋まらず、自民の不信払拭に向けた努力が不十分と判断した。

 コメンテーターとして出演の政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は21日に予想される臨時国会での首班指名選挙への野党の動き、特に国民民主党の玉木雄一郎代表が13日「できれば明日、立憲とも自民とも幹事長レベルの会談をやりたい」と呼びかけたことについて聞かれると「国民民主党が政治全体を動かしていく、あわよくば自分がその中で総理大臣になろうとされているんだと思います」と分析。

 「ただ、国民民主党の議席は27議席なんですよ。日本維新の会が35議席、自民党が196議席なんですね。やっぱり議席の数というのは大きいものがあるんです。自民党と国民民主党が組んでも過半数に大きく及ばないんですよ。むしろ自民党は国民民主党がもちろん選択肢の中にありますが、当面は日本維新の会と接触するんじゃないかと思います。そこで日本維新の会に『とにかく玉木さんと書かないでくれ。藤田さんと書いてくれ』と。それができれば、相対多数で自民党の196議席が生きてくるんで。その道を模索するんじゃないかと思いますよ」と続けていた。

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