2年連続の下克上日本一を目指すDeNAの牧秀悟内野手(27)が、15日から甲子園で始まる阪神とのCS最終Sのポイントに「先手必勝」を掲げた。

 360度が青く染まったハマスタでの第1Sとは正反対の完全アウェー。

「(阪神ファンの)応援はすごい力になると思うので、まずはそれに負けないように」と気を引き締める一方で、「こっちがリードしているときは、そんなに気にならなくなる。向こうの勢いに合わせないことが大事」と、先手をとって優位な展開に持ち込むことの重要性を強調した。

 左手親指付け根の手術から約2か月半ぶりの公式戦だった第1Sは2試合で7打数1安打も「ボールは見えているし、自分の結果よりも勝てばいいんで。何とかチームのために打てるよう頑張りたい」。甲子園では今季4勝5敗と負け越しているものの、CSでは17年と24年にともに第1Sで勝利。「自分たちの野球をやればチャンスはある」と突破を誓った。

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