女優の今田美桜が大みそかの第76回NHK紅白歌合戦(後7時20分)の司会を務めることが14日、決まった。綾瀬はるか有吉弘行、同局の鈴木奈穂子アナウンサーとともに進行を務める。

 今田は3月から放送された連続テレビ小説「あんぱん」のヒロインに抜てき。「アンパンマン」などを手掛けた漫画家やなせたかしさんの妻の小松暢さんがモデルのヒロインを演じ、最高視聴率18.1%を記録。全話平均でも16.1%と、安定して高い視聴率を記録した。

 さらに、9月に開催された「東京2025世界陸上」ではアンバサダーの大役に。TBS系の中継では、表情豊かに選手たちの活躍を伝え、織田裕二らとともに大会を大いに盛り上げた。日本人選手の活躍の裏で、今田についても度々ネット上で話題になるなど、大きな注目を浴びた。

 充実の一年を「紅白の司会」で締めくくることになった今田は「放送100年という記念すべき年にこうしてご縁をいただき、大変光栄に思います。紅白歌合戦は、毎年家族や友人と1年を振り返りながらテレビで拝見していて、アーティストの皆さんの素晴らしいパフォーマンスからたくさんの音楽の力をもらっていました。みなさんの素敵な1年の締めくくりになるよう、そして明るく2026年を迎えられるよう、精一杯努めたいと思います」とコメントした。

◆今田 美桜(いまだ・みお)1997年3月5日、福岡県福岡市出身。NHKでは連続テレビ小説「おかえりモネ」などに出演。紅白歌合戦では初めて司会を務める。

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