今季から大物OBのシャビ・アロンソ監督(43)を迎えて新たな黄金時代の構築を目指すRマドリードが、ブラジル代表FWビニシウス・ジュニオール(25)の売却を”真剣に”検討していることが明らかになった。
仏スカイスポーツが電子版で掲載した記事によると、Rマドリードは来夏に25歳ブラジル代表FWをサウジアラビアに売却する意向を固め始めているという。
サウジ・プロリーグのアルアハリがすでにビニシウス・ジュニオールの代理人と接触しているという情報もあるが、驚愕(きょうがく)なのはその移籍金。2027年夏にレアルとの契約が切れるブラジル代表FWに対し、サウジアラビアは2億5000万ユーロ、日本円にして442億5000万円の移籍金を準備する方針。これは2017年夏にバルセロナからパリSGに移籍したブラジル代表FWネイマールの史上最高額の移籍金2億2200万ユーロ(約392億9400万円)を軽々と更新する。
この移籍金収入が望めるなら、戦力的にもビニシウス・ジュニオールの同ポジションに現時点の世界最高ストライカーであるキリアン・エムバペを擁するRマドリードにとって放出はプラス。さらなる銀河系軍団形成の資金となることは明白だ。