全日本プロレスの10・22後楽園ホール大会で三冠ヘビー級王者・宮原健斗に挑戦する潮﨑豪が都内で記者会見を行った。

 潮崎は9月30日付でプロレスリング・ノアを退団。

10・11行田大会で「HAVOC」ザイオンが予告した新メンバー「X」として電撃登場し芦野祥太郎と組んで宮原健斗、鈴木秀樹と対戦。試合は宮原が反則暴走し試合後に潮崎が三冠への挑戦を要求。宮原が受諾しPWF本部が両者による三冠戦を承認し正式決定した。

 会見は宮原との同席予定だったが「出戻り」の潮崎に激高し「お前なんかと会見やれっか、お前」と同席を拒否。1人残された潮崎は報道陣からプロレスリング・ノア退団後、初めての会見になったため、退団した理由などの質問を受けた。

 ノアを退団した理由は「プロレスリング・ノアを退団した理由は、『X』でも伝えましたし、プロレスリング・ノアも会社として発表してくれたんで俺がこれ以上言うことは何もないですし、ただ、俺がノアをやめた…それだけです。これから先、どうこう言うことはないです」と答えた。

 ノアでは「I am NOAH」を宣言し団体の歴史とイズムを継承する第一人者を自負していた。今回の「HAVOC」加入でこれからは「I am…何か?」を聞かれ「I am 何でしょうか?そうですね…We are HAVOCです」と断言した。

 また、ノアの拳王が自身の「You Tubu」チャンネル「拳王チャンネル」で今回の退団、移籍を「出来レース」などと断じている。こうした批判に「俺は、本当にことしか伝えてないし、そういう風に思う人間はそういう風に思っておけばいいし、いつまでも言われるのは俺の耳には届かないし…」と無視し、拳王へ「まぁ…がんばってください」とほほ笑んでいた。

 ◆10・22後楽園ホール大会全対戦カード

 ▼第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負

青柳優馬 vs 小藤将太

 ▼第2試合 10人タッグマッチ 20分1本勝負

大森北斗、羆嵐、黒潮TOKYOジャパン、他花師、立花誠吾 vs 斉藤ジュン、“ミスター斉藤”土井成樹、田村男児、宮本裕向、佐藤光留

 ▼第3試合 HAVOC vs バカの時代 6人タッグマッチ 30分1本勝負

ザイオン、オデッセイ、芦野祥太郎 vs 鈴木秀樹、真霜拳號、阿部史典

 ▼第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負

綾部蓮、タロース vs 本田竜輝、野村直矢

 ▼シングルマッチ 30分1本勝負

安齊勇馬 vs 井上凌

 ▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負

王者組・MUSASHI、吉岡世起 vs 挑戦者組・青柳亮生、ライジングHAYATO

 ▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負

王者・宮原健斗 vs 挑戦者・潮﨑豪

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