巨人のエリエ・ヘルナンデス外野手が16日、羽田空港からドミニカ共和国へ帰国した。

 来日2年目の今季は出場52試合で打率2割1分1厘、2本塁打、8打点。

「救世主」と称された昨季はシーズン途中加入で、今年初めて日本でフルシーズンを過ごした。「けがをしたり大変な時期があって、全体的に自分が目指した数字を残せなかったのは事実。自分の野球キャリアの中でもこういう時は初めてなので相当大変だったのは間違いない。振り返ってみたら残念だと思うけど、毎日球場に行けてうれしかったし、自分ができることを精一杯やれたことは誇りに思っている」と語った。

 来季の去就は流動的だが、8月に痛めた左手首の状態は良好で「手首も今問題ないし非常に健康な状態。家族といい時間を過ごしてちょっと休んでから、すぐ来年に向けてドミニカにいるバッティングコーチと一緒に作業する。今年より、はるかにいいシーズンになれるよう頑張っていきたい」と熱い思いを口にした。

 来季も巨人でのプレーを熱望し「もちろん日本のことも好きだし、ジャイアンツの組織や同僚、コーチ陣みんなが好きなので。チャンスがあれば来年も、できればジャイアンツに戻ってプレーしたい意思は強い」と明かした。

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