◆第78回秋季東北地区高校野球大会 ▽決勝 花巻東3―2八戸学院光星(17日・花巻)

 花巻東(岩手第1)が八戸学院光星(青森第1)に3―2で勝ち、4年ぶり2度目の優勝を果たした。東北地区代表として明治神宮大会(11月14日から6日間、神宮)に出場する。

 1点を追う4回、巨人・古城茂幸内野守備走塁コーチ(49)の次男で主将を務める4番・三塁の古城大翔(だいと)内野手(2年)が中前打で出塁すると、5番・投手の万谷堅心投手(2年)の右翼線への二塁打で一気に生還。同点に追いつくと、続く6番・左翼の久保村冠太外野手(1年)の中前適時打で逆転に成功。この回もう1点を追加した。古城は9回にも右翼線へ二塁打を放ち、5打数2安打だった。

 投げては3回途中から2番手でマウンドに上がったエース万谷が、5回以降は毎回走者を許す展開ながら1失点にまとめる粘りの投球。佐々木洋監督の長男で現スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手を擁し、4強入りした2021年以来となる明治神宮大会で初優勝を狙う。

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