◆報知新聞社後援 第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(18日、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地スタート、国営昭和記念公園ゴール=21・0975キロ)
各校登録選手14人以内の中から12人以内が出場し、上位10人の合計タイムで競い、10位以内の大学が箱根駅伝(来年1月2、3日)の出場権を獲得する。
午前8時30分のスタートを前に、主催の関東学生陸上競技連盟は各校12人以内の出走選手を発表した。
4年連続31度目の出場を狙う立大はエースの馬場賢人(4年)が欠場。馬場は前回の予選会で個人チームトップの15位で立大のトップ通過に貢献し、本戦でもエース区間の2区で7位と好走した。エース不在で苦しい布陣となった立大は、チーム一丸で臨む。
前回、10位の順大と1秒差の11位で落選した東農大はエースの前田和摩(3年)が2年ぶりに出場する。昨年は体調不良で欠場したが、1年時には日本人トップの快走で東農大の突破の立役者となった。1万メートル日本歴代6位、日本人学生歴代最高の27分21秒52の自己ベスト記録を持つ学生トップランナーの前田の走りが注目される。
前回の予選会14位で、まさかの敗退を喫した東海大は、ゴール手前約15メートルで熱中症のため途中棄権したロホマン・シュモン(4年)が出場する。前年のリベンジを期す。
前回の予選会では11位の東農大と1秒差の10位で突破し、本戦では10位の帝京大と7秒差の11位でシード権を逃した順大は、そのアンカー対決で敗れた古川達也(3年)が出走する。
外国人留学生は各校で登録2人以内で出走が1人以内。山梨学院大は、前回個人2位のキピエゴ(3年)が出走する。同僚のジェームス・ムトゥク(4年)も実力者で、より調子が良いキピエゴが出走できることはアドバンテージとなる。
前回優勝の青学大はじめシード10校、予選会通過10校とオープン参加の関東学生連合の計21チームが新春の箱根路に臨む。
【第102回箱根駅伝シード校】青学大、駒大、国学院大、早大、中大、城西大、創価大、東京国際大、東洋大、帝京大