多くの日本人選手を顧客に持つ敏腕代理人のスコット・ボラス氏が17日(日本時間18日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦が行われるロサンゼルスで報道陣の取材に応じ、今オフのポスティングシステムでのメジャー挑戦について熟考する意向の巨人・岡本和真内野手について言及した。
今季の岡本は左肘じん帯損傷で約3か月の離脱があったが、69試合で打率3割2分7厘、15本塁打、49打点。
以前からメジャーへの思いを抱いていて、海外FA権取得は最短26年シーズン中のため、ポスティングシステムによる今オフの米移籍について今後、球団と協議する可能性がある。
ボラス氏は「岡本は守備ができる。岡本は打撃技術を持ちパワーもある。MVP選手であっても、空振りの多い選手はこちらでは活躍できない。だが岡本はコンタクト、パワー、守備を兼ね備えている。3つすべてを持っている彼は大成功を収める選手になる非常に高い可能性を持っている」とコメントした。