巨人の岸田行倫捕手が18日、ジャイアンツ球場で本格的に再始動した。

 今季はリーグ中盤戦から正捕手に定着し、87試合出場で打率2割9分3厘、盗塁阻止率4割1分3厘と飛躍。

11月の侍ジャパン強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025日本VS韓国」に選出された。同シリーズは捕手4人体制、来年WBCのメンバー選考に大きく影響を及ぼす舞台となる。「成長できる場所だと思うので、無駄にすることなく。アピールをしていかないといけない。しっかり自分の力出せるようにやっていきたいなと思います」と意気込んだ。

 CSは第1ステージでDeNAに敗退。阪神がDeNAを破った最終ステージを画面越しに観戦し「(阪神の捕手)坂本さんとかはやっぱうまくリードしてるなと。バッターが全く反応できないような、カウントの作り方をしてる」と、捕手としての肥やしにしているという。「11月も(侍ジャパンで)一緒にやれる。なかなかそういった高いレベルの中でやることはないと思うので、色々な人の話を聞きたい。今後の自分にいかしていきたいなと思います」とさらなる飛躍を誓った。

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