◆報知新聞社後援 第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(18日、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地スタート、国営昭和記念公園ゴール=21・0975キロ)
出場85回を誇る伝統校・法大が17秒差に泣いた。10位で立大の名前がアナウンスされ、11年ぶりに本戦出場を逃すと、選手たちはしばらく顔を上げることができなかった。
4年ぶりの予選会は、スタート地点に立つ前から苦しんだ。大会2週間前に複数の部員がインフルエンザに感染。練習時間の調整を余儀なくされた。出走予定だった2人が欠場。全員が初の予選会で持てる力は出したが、わずかに届かなかった。花岡慶次主将(4年)は「万全な状態では臨めなかった。下級生は力がある選手がたくさんいるので、来年は必ず本戦をつかみとってほしい」と後輩たちへ“雪辱のタスキ”を託した。(高澤 孝介)