◆第78回秋季全道高校野球大会 ▽準決勝 北照7―0旭川実=7回コールド=(19日・プレド)

 北照が7―0で旭川実を下し、13年ぶりの秋季全道大会優勝に王手をかけた。

 1回2死一塁から4番・長谷川世和一塁手(2年)の適時二塁打で先制すると、2回は1番・堀井一護遊撃手(2年)の適時三塁打で2点を追加。

その後も打線がつながり、11安打7得点で旭川実投手陣を攻略した。

 投げては、初戦の北海戦、準々決勝の駒大苫小牧戦で完投勝利を挙げているエース・島田爽介(2年)が先発マウンドへ。小学6年時、ヤクルトジュニアの一員として2020年NPB12球団ジュニアトーナメント優勝を果たしている右腕が、この日も試合を作った。低めをつく丁寧な投球で7回無失点。3試合連続完投で勝利をもたらした。

 北照は、13年ぶりの決勝進出。前回の2012年は元オリックス・吉田雄人、元巨人・村上海斗らを擁して駒大苫小牧を下し、5度目の優勝を果たした。

 20日の決勝は、白樺学園と対戦。両校の対戦は春の全道で2度(1勝1敗)あるが、甲子園が懸かる夏、秋は初対戦となる。

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