MLBルーマーズが19日(日本時間20日)、エル・エクストラベースの報道として、元マリナーズ捕手のヘスス・モンテロ氏が先日亡くなったと伝えた。報道によると、モンテロ氏は現地10月5日に重度の交通事故に遭い、数日間入院した後、亡くなった。

35歳だった。

 ベネズエラ出身の右打ちの捕手で、2007年ヤンキース入りしマイナー時代は将来を嘱望され、2011年メジャーデビュー。翌年1月にマリナーズに移籍。2012年アスレチックスとの日本開幕戦では、イチロー選手らとともに「5番・DH」でフル出場するなど、同年は自己最多の135試合に出場し15本塁打、62打点をマークした。

 しかし、翌年半月板断裂で戦列を離れ、禁止薬物使用に絡んで50試合の出場停止処分を受けるなど、故障と不振で2015年限りでメジャーからマイナー転落。2020―2021年ベネズエラウィンターリーグを最後にユニホームを脱いだ。

編集部おすすめ