◆秋季関東地区高校野球大会▽準々決勝 専大松戸4―2横浜(20日・山日YBS)
来春センバツ出場への重要な参考材料となる秋季関東大会は準々決勝を迎え、今春センバツ王者の横浜が2―4で専大松戸に敗戦。3季連続の甲子園出場に暗雲が立ちこめる形となった。
横浜は2回2死一、二塁から小野舜友主将の左前適時打で先制するも、直後に先発の小林鉄三郎投手が同点ソロを献上するなど5回3失点。打線は10安打を記録したが、残塁15とチャンスでの一打が出なかった。小野は「絶対に負けられない戦いだった。自分たちの中に甘さがあった」と涙を流した。
来春センバツ出場が危機的な状況となり「どのチームよりも厳しい冬を乗り越えて、もう一度チームを作り直すしかない」と主将。悔しさをバネにして、横浜のプライドを胸に、ここからはい上がってみせる。