ヤクルトは21日、都内の球団事務所でスカウト会議を行い、23日のドラフト会議に向けて1位指名候補12人をリストアップした。小川淳司GMは「例年でいうと、12球団あるので、12人の候補者は考える。

誰が競合になる、ならないというのははっきりわからない。競合はある程度の覚悟が必要」と話した。

 創価大・立石が1位指名の最有力となっているが、最終的には林田哲哉球団社長と池山隆寛監督が参加する22日のスカウト会議で1位指名を決定する予定。「よその情報というのが、立石を公表したのが広島だけだったので、特にあまり聞いていないので、あまりシミューレーションもできなかった。何も決まっていない。明日、林田社長と池山監督が(会議に)入って、『これで行こう』というふうになる」と現状を説明した。

 指名人数に関しては「例年通りになるんじゃないか。5、6、7人くらい。育成は別で」とした上で、「(補強ポイントは)うちの場合は野手も投手も両方じゃないかと思っています」と見通しを語り、バランスを重視することになりそうだ。

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