◆秋季関東地区高校野球大会▽準々決勝 佐野日大7X―0駿台甲府=8回コールド(21日・山日YBS)
来春センバツ出場への重要な参考材料となる秋季関東大会は準々決勝を迎え、佐野日大(栃木1位)が駿台甲府(山梨3位)に8回コールド勝ちして12年ぶりのベスト4進出。2014年以来の甲子園出場を当確とした。
前回の中央学院(千葉2位)戦に先発し、7失点しながらも9回を投げきったエース・鈴木有投手(2年)が中1日で先発。8回6安打で駿台甲府打線を0封し「前の試合は野手に助けてもらったので、この試合は何が何でも自分がカバーすると。自分がカバーできてよかった」と納得の表情を見せた。
2017年より同校の野球部監督を務める麦倉洋一氏は阪神OB。来春センバツ出場が確定すれば、監督就任後初の凱旋(がいせん)となるが「生徒たちがそこを目指して日々やっていますので、生徒たちの頑張りが(報われたことが)自分にとって一番うれしい。私(のこと)は度外視してください」と笑った。