広島の新井貴浩監督が22日、翌日に控えたドラフト会議で競合必至の創価大・立石正広内野手の交渉権獲得に向けて「力でご縁をたぐり寄せたい」と意気込んだ。都内で松田オーナーらとスカウト会議に出席。

13日に12球団最速で1位指名を公表したアマNO1打者について「スケールの大きさを感じるし、4番を打てる素材。競合してもいく価値のある選手」と、改めて高く評価した。

 一昨年は楽天との2球団競合で常広の交渉権を引き当て、昨年は12球団で唯一、事前公表した広島出身の宗山(楽天)を5球団競合の末に逃した。今年も「私が引きます」と、3年連続の抽選は確実。昨年、一昨年と同様に「もちろん右手です」と、力を込めた。

 一昨年は楽天と2球団競合の残りくじで常広の交渉権を引き当て、昨年の宗山は先に楽天が引き当てた後の順番だった。抽選は下位チームから。今季セ・リーグ5位の指名順は、12球団で3番目。「力でご縁をたぐり寄せたいです。いいご縁があることを願って就寝したいと思います」と、リラックスして本番に臨む。

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