巨人は22日、岡本和真内野手(29)が今オフにポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦することを容認したと発表した。都内で会見を開き、吉村編成本部長と岡本が出席した。

 本塁打王3度というNPB通算248発の大砲で、23年WBC決勝の米国戦で本塁打を放ったこともあって、今オフに大きな注目を受けることは確実だ。

 米国内でも早速、岡本がMLB挑戦を決断して巨人が容認したことが報じられた。米移籍情報サイトの「トレード・ルーマーズ」では「岡本和真が今オフポスティングされる」という見出しで記事を公開。日本で会見が行われたことが紹介され「岡本は主将を務め、6度のオールスター選出、2度のゴールデングラブ賞受賞、3度の本塁打王に輝いた実績を持つ。今季は69試合の出場に終わった。一塁で走者と衝突して肘を負傷したためだ。それでも293打席に立って打率3割2分7厘、出塁率4割1分6厘、長打率5割9分8厘をマーク。今季はシーズンの半分にも満たない出場だったが、15本塁打、21二塁打、1三塁打で、三振率と四球率はともに11・3%だった」と記した。

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