◆2025年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(23日)

 楽天はドラフト2位で早大の最速152キロ右腕・伊藤樹投手を指名した。「ドラフト1位を目標としてこの4年間進んできたので多少悔しい気持ちもありながら、まずは指名していただいたこと、そして僕は東北にゆかりがあるので、そういった球団に選んでいただけてとてもうれしい気持ちです」と胸中を明かした。

 小学6年時は楽天ジュニアでプレー。再び楽天のユニホームに袖を通す。「楽天ジュニアに入ることは、その頃の目標だった。そこからプロになって着るとは思っていなかったので、すごくびっくりはしている」とコメント。「その頃着ていたユニホームをまた着られるというのは本当にうれしい気持ち。仙台の中学校、高校に進んだのも楽天ジュニアがきっかけなので、そういった意味を含めて僕の野球人生の原点。プロ野球選手として楽天でしっかりと結果を出せるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 セールスポイントは先発としてのゲームメイク能力。「一番磨いてきましたし、そこが一番大学で身につけてきたところ。プロレベルでそれを発揮できるようにしっかりと準備したい」と1年目からの活躍を誓った。

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