◆2025年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(23日)

 巨人は支配下6人、育成5人の計11人で補強ポイントをバランス良く指名した。

 1位で鷺宮製作所の即戦力左腕・竹丸。

2位で早大の変則右腕・田和。3位で亜大の左腕・山城。4位では中大の走攻守そろった外野手・皆川。5位で沖縄電力の俊足内野手・小浜。6位で浦和学院の右の大型内野手・藤井を指名した。

 育成ドラフトでは1位で左腕のBC神奈川・冨里。2位で立正大の右腕・林。3位で豊橋中央の捕手・松井。4位では愛知学院大のリリーフ左腕・河野。5位で昨年イースタン・リーグ首位打者のオイシックスの外野手・知念を指名した。

 指名後、榑松伸介スカウト部ディレクターは「120点です」と総括。「補強ポイントだった左投手は山城投手が3位でとれましたし(1位の)竹丸投手は予定通りでしたし、育成でも2人の左投手で計4人とれました。

(支配下では)内野の即戦力、外野の即戦力1人ずつ。あと藤井選手、ロマン砲ですから(未来の)岡本和真。というところで本当に自分たちが高く評価した選手を予定通りとれました」と満点採点した。

 育成5位の知念は2軍がイースタン・リーグで対戦してきた。外野手の強化は課題に挙がるだけに「2軍戦に出て十分実績もありますし、育成ですけど早い段階で勝負できる選手と思って指名させていただきました」と期待を込めた。

 上位指名の3人の投手のタイプについては「田和投手は早稲田のリリーフタイプの変則で大勢投手みたいなイメージです。竹丸投手と山城投手は先発で長いイニングを投げられる、監督の左が補強ポイントというところに合致したドラフトができたと思います」と振り返った。

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