ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督(45)が23日(日本時間24日)、24日(同25日)のドジャースとの本拠地でのワールドシリーズ第1戦の先発を新人右腕のトレイ・イエサベージ投手(22)に託すと発表した。ドジャースはブレーク・スネル投手(32)が先発することがすでに発表されている。
大谷翔平と初対戦となるイエサベージ。9月15日(同16日)の敵地・レイズ戦でメジャーデビューしたばかりの新人右腕で、レギュラーシーズンはわずか3試合しか登板がなく、1勝0敗、防御率3・21だった。
イエサベージはプレーボール直後に顔を合わせることが確実な大谷との対戦へ「彼はスペシャルプレーヤーだ。彼は投打両方でダメージを与えることができる。でも、我々がここにいるのも理由がある。だから我々は自分たちらしいプレーをするだけ」と意気込んだ。
ポストシーズンに入ってからは先発の中心としてフル回転しているイエサベージ。ヤンキースとの地区シリーズ第2戦でポストシーズンデビューすると6回途中無安打無失点、11奪三振の快投で勝利投手。マリナーズとのア・リーグ優勝決定シリーズでは第2戦で5回途中5失点で敗戦投手になったが、負けたらシリーズ敗戦が決まる2勝3敗だった第6戦に先発して6回途中2失点で逆転突破に導いた。
平均154キロほどの直球にスライダー、スプリットで三振の山を築くのが最大の特徴。今季マイナーでは98イニングで160三振を奪い、メジャーでもレギュラーシーズンでは14イニングで16三振を奪った。










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