ドジャース・大谷翔平投手(31)が敵地でのブルージェイズとのワールドシリーズ第1戦前日の23日(日本時間24日)、カナダ・トロントのロジャーズセンターで行われた公式会見に出席した。前日に行われたドラフト会議で、ソフトバンクとDeNAからドラフト1位でサプライズ指名を受けた米スタンフォード大・佐々木麟太郎内野手(20)についても言及し、大谷は「本当に本人の気持ち次第、気持ち次第じゃないかなとは思うので。
岩手・花巻東在学中に高校通算140本塁打を放った麟太郎は昨秋、米国進学を選択した。当初から2年間は大学でプレーする意向を示しており、来年2~6月に開催される同大学の公式戦に出場する考えは変化がない。来年4月に21歳を迎え、同7月中旬のMLBドラフトの対象で指名される可能性がある。
NPBのドラフト規約は2023年に改定され、海外の学校に在学中の選手は契約締結の期限が翌年7月末に延長された。NPBと米大リーグ機構(MLB)は翌年の米ドラフトの対象となる選手は前年に日本で指名しても問題がないことを確認し、7月のプロ野球実行委員会で12球団に通知。今回のサプライズ指名が実現した。
大谷は、ドジャース移籍1年目だった昨季は、自身のメジャー7年目にして初めてポストシーズンに進出。地区シリーズでパドレス、ナ・リーグ優勝決定シリーズでメッツを破ってワールドシリーズに駒を進めた。ワールドシリーズでは第2戦で二盗を試みた際に左肩を脱臼。第3戦以降も強行出場を続けたが、本来の力を発揮出来なかった。昨季は23年9月に受けた右肘手術の影響で打者専念だったが、今季は第4戦の先発も見込まれ、二刀流で挑む頂上決戦だ。
ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズでもなかなか打撃の状態は上向かなかったが、先発した第4戦で投げては7回途中2安打無失点10奪三振、打っても初回先頭弾を放つなど3本塁打という投打で圧巻の活躍を見せて、4連勝突破に貢献した。
ポストシーズンではここまで投手としては2試合に登板して2勝無敗、防御率2・25。12イニングを投げて19三振を奪っている。打者としては全10試合にフル出場し、41打数9安打の打率2割2分ながら、5本塁打、9打点をマークしている。










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