東都大学野球秋季リーグ戦第5週第3日▽東洋大―中大(24日・神宮)

 巨人にドラフト4位で指名された中大・皆川岳飛外野手が24日、東都大学リーグの東洋大戦に「1番・右翼」でスタメン出場して、同リーグ通算100安打を達成した。

 まずは初回先頭で右中間フェンス直撃の二塁打を放つと、5回2死では投手強襲の内野安打。

5回までにマルチ安打をマークし、通算安打は100本に到達した。

 皆川は身長182センチ、体重88キロの左打者で、広角に鋭い打球を打ち分ける。強肩や走力も兼ね備えており、担当の巨人・円谷スカウトは指名後に「走攻守でポテンシャルの高い右投左打外野手。投手として147キロを記録する肩力、一塁到達タイム4秒を切る走力、ホームランを打てる長打力、三振の少ないコンタクト能力、安定した守備力と5ツールがそろった好選手」とコメントしていた。

 23日のドラフト会議後初の試合は、皆川にとって大学ラストゲームになる。

◆皆川 岳飛(みなかわ・がくと)2003年4月30日、群馬・館林市生まれ。22歳。前橋育英では3年夏に甲子園出場。東都大学リーグの中大では1年春からベンチ入りし、外野手のベストナインを3度獲得。今秋のリーグ戦では打率4割2分9厘でトップ(23日時点)。182センチ、88キロ。右投左打。

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