23日のドラフト会議オリックス・バファローズから1位指名を受けた延岡学園・藤川敦也投手が一夜明けた24日、宮崎・延岡市内の同校で福良淳一GM、牧田勝吾編成部副部長、山口和男スカウトグループ長、縞田拓弥スカウトから指名あいさつを受けた。

 九州ナンバーワンの呼び声高い、最速153キロの直球が魅力の大型右腕。

18歳の誕生日に届いた吉報を振り返り「やっぱり1位で指名してもらったのは非常にうれしいです。本当に自分のことをしっかり評価してもらっていて、自分がやってきたことがしっかり身になったと感じました」と引き締まった表情を見せた。

 球団は過去に山本由伸投手(ドジャース)、宮城大弥投手、山下舜平大投手ら高卒投手の育成に成功。同校の森松賢容部長は、宮崎・都城高時代に山本を指導した縁もある。福良GMは「球の強さですね、一番(の魅力)は。ポテンシャルの高さでまだまだ伸びしろを持った選手なので、入ってからが本当に楽しみなピッチャーになると思います」と早くも期待を寄せた。

 これを受け、藤川は「オリックスにはすごいピッチャーがたくさんいますし、山本由伸投手だったり、世界で活躍する選手もたくさんいると思うので、そこで自分も投げられるように頑張っていきます。よろしくお願いします」と力強く宣言した。

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