巨人の丸佳浩外野手(36)が24日、ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦が決まった岡本が抜けた穴を、全員で埋めると誓った。「和真が抜けるのはチームとしてすごい痛いこと。

点を取るには打線で戦っていかないと。線で相手投手に立ち向かっていかないといけない」と力を込めた。

 8年間、巨人の4番を務めてきた岡本。「和真の代わりをしてくれる選手はいない」と大きな戦力ダウンを見込む。それでも「今年、和真がけがでいなかった時期があった。あの時期にどういう感覚か(分かった)。そういう意味でも、初めての体験じゃない。そこをなんとか生かしていきたい」と、主砲が今季左肘じん帯を損傷し、約3か月離脱した期間をプラスに捉えた。

 自身は来季、19年目を迎える。阿部監督がこの秋、来春と厳しいキャンプを示唆しているが「今のところ待ち遠しい。たくさん練習やれると思うので、ウェルカムです」。結果を残し続けるベテランの貪欲さが垣間見えた。

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