◆みやざきフェニックス・リーグ 巨人3―7中日(24日・アイビー)

 巨人の萩尾匡也外野手が、左太ももの肉離れから復帰後初となるアーチをたたき込んだ。中日戦に途中出場し、6回無死一塁で2番手左腕・三浦と対戦。

1ボールから133キロのチェンジアップを捉えて左翼席へ運び、「フェニックスでは真っすぐ(狙い)で全部いっている。(テーマは)自分の能力でどれだけ対応できるか」と振り返った。

 3年目の今季、1軍ではプロ入り後最少となる9試合の出場にとどまり、打率1割7分4厘、0本塁打、0打点。8月9日のイースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)で左太ももを肉離れし、9月28日の3軍の西武3軍戦(ジャイアンツ球場)で実戦復帰した。23日のドラフト会議で、巨人は走攻守そろう外野手の中大・皆川を4位指名。外野のレギュラー争いへ強力なライバルとなるが、「(巨人は)良い選手がどんどん入ってくる。やることをやって、自分の力を阿部さんに見てもらうしかない」と決意を示した。

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