ヤクルトからドラフト1位指名を受けた法大・松下歩叶(あゆと)内野手(22)が24日、青木宣親GM特別補佐(43)から“長寿の秘訣(ひけつ)”を授かった。川崎市内の同大学施設で指名あいさつを受けた右のスラッガーは「(現役は)40歳までやりたいです。

一つの指標というか、目指すところです」と宣言した。

 42歳までプレーした青木GM補佐は21年の現役生活を振り返り「自分と向き合うこと。それはすごく必要」と明確な答えを与えた。食生活、トレーニング、休養のどれを取っても常に「野球中心になることが必要」と、ストイックに野球漬けの毎日を送れるかどうかがカギになると説いた。

 リーグ戦通算12本塁打を放ち、大学日本代表の4番も張った逸材は阪神のドラ1、創価大・立石に対抗心を燃やす。「プロに入ってからは必ず立石だけには負けないっていう気持ちで、結果的にも最後勝って終わりたい」。近未来の目標に掲げる「打点王」をライバルと争う日を思い浮かべながら、大きな成長曲線を描く。(長井 毅)

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