◆米大リーグ ワールドシリーズ第1戦 ブルージェイズ―ドジャース(24日、カナダ・オンタリオ州トロント=ロジャーズセンター)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が24日(日本時間25日午前9時14分開始予定)、ワールドシリーズ第1戦の敵地・ブルージェイズ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。

 第2戦で先発する山本由伸投手(27)、ブルペン待機となる佐々木朗希投手(23)は、試合前練習にキャッチボールなどで調整。

するとブルージェイズのベースボール・オペレーション補佐を務め、昨季まで日本ハムでもプレーしていた加藤豪将氏(31)と再会し、ハグを交わした。

 加藤氏は「やっぱりカナダのチームとしては、もう国全体で応援してくれるという感じは本当にしますね。ですけど、チーム自体、あと選手自体は盛り上がりっていうよりは、今までやってきた野球やろうっていう考えなので、そこではあんまり盛り上がりはないですね。流れというのはもう本当に、ポストシーズンでは分からないこと。ドジャースも4連勝してるので、本当にここからでもゲーム1から、ちょっと流れを取っていきたいなと思います」と32年ぶりのチームのワールドシリーズへ意気込んだ。

 朗希や山本と再会したことについては「敵というのはわかってるんですけど、僕は当たり前ですけど日本人で。日本人選手に活躍してほしい。日本の全国の皆さんにいい勝負を見せたいですね」といい、「山本選手は日本ではもちろんすごかったんですけど、アメリカに来て、2年目で2回もワールドシリーズ出場してて。佐々木朗希選手はもう1年目からいろんなことがあり、最終的にはクローザーで、笑うシーズンにしてるっていうのは、もう本当にすごいことだと思います」とたたえていた。

 8月に対戦をした際にも朗希と加藤氏は対面しており「会った時に、ワールドシリーズで会おうっていう話はしてた。それでまた今年会えたっていうのは、ほんとに僕もうれしいことです」と喜んでいた。

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