東京六大学野球秋季リーグ戦 第7週第1日▽明大3―1立大(25日・神宮)

 明大がドラフト会議で指名された3選手の活躍で、96年秋以来となる29年ぶり2度目の10戦全勝優勝へ王手をかけた。

 ロッテドラフト2位の左腕・毛利海大投手(4年=福岡大大濠)が雨の中、6回を投げて被安打4、7奪三振と好投。

6回1死満塁で西武ドラフト1位の小島大河捕手(4年=東海大相模)が左犠飛を放つなど3点を先制すると、8回から登板した日本ハムドラフト1位の右腕・大川慈英投手(4年=常総学院)が相手打線の反撃を1点にしのいで逃げ切った。

 すでに5季ぶり44度目の優勝は決めているが、10戦全勝となると96年以来29年ぶり2度目となる。「よくここまで来た…」としみじみと口にした戸塚俊美監督。大川は「まずは全勝優勝を」と力めば、毛利も「ここまできたらやりたい」と力強かった。

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