◆東京六大学野球秋季リーグ戦 第7週第1日▽明大3―1立大(25日・神宮)
5季ぶり44度目の優勝を決めている明大が立大を破り開幕9連勝。同校29年ぶり2度目(リーグ6度目)の全勝優勝に王手をかけた。
カッコ悪いところは見せられない。運命のドラフト会議から2日後。多くの祝福のラインやメッセージへの返信にいそしみながらも、指名された3人の思いは最終カードの立大戦に向いていた。
「ドラフト会議が終わってすぐ、立教のデータをすべて確認して臨みました」という先発・毛利(ロッテ2位)は降りしきる雨の中、集中力を切らさず左腕を振った。「(マウンドは)少しぬかるんでいたんですけど、ストライク先行で投げられました」。速球、変化球を低めに集めて6回まで102球、被安打4、7奪三振で無失点。
力投に応えるように、6回1死満塁で小島(西武1位)が逆方向の左翼へ先制犠飛を放った。「外野まで飛ばそうという意識がいい結果につながったと思います」とうなずいた。3点リードの8回からは大川(日本ハム1位)が最速149キロの速球を軸に相手の反撃を1点でしのいだ。
試合前のレジェンド始球式に登板したのは明大で20勝を挙げ、日本ハムなどで通算89勝の武田一浩氏(60)。昨年冬から投手を中心に指導するようになり両投手にもアドバイスを送ってきた。
すでに優勝は決めているとはいえ、26日の第2戦に同校29年ぶりの全勝がかかる。「全勝優勝を目指すことは変わらない」と大川。今季のチームスローガンは「奪冠」。その言葉を無敗で実現する。(秋本 正己)










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