元中日監督の落合博満氏と元DeNA監督の中畑清氏が26日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)に生出演した。

 番組では25日の「SMBC日本シリーズ2025第1戦」で阪神が2―1でソフトバンクに勝利したことを伝えた。

 阪神は1点ビハインドの6回。4年連続盗塁王の1番・近本光司が中前打を放つと、続く中野拓夢の初球に二盗成功。今季両リーグ断トツの44犠打を誇る2番打者に簡単に送らせず、得点圏に走者を進めた。そして中野は三塁線に絶妙なセーフティーバントを転がすなど好機を広げ、二、三塁となってから森下翔太の遊ゴロの間に同点。佐藤輝明の決勝打につながった。

 試合の行方を左右したこの場面。近本の盗塁について落合氏は「その前の打席にヒット打って一回、塁に出ているでしょ?出ているけど走らなかったでしょ」とし「6回に出て。そんなにクイック早くないなって本人は感じていたと思う。だからスタート、めちゃくちゃ良かった。で、シーズン通り中野に初球からバントさせるのかな?と思ったら、一球見たでしょ?あそこがアヤですね」と解説した。

 そして中野のバントを「これは最高のバントです。このバントがすべてじゃないですか」と絶賛。

さらに「その後に中野が盗塁したでしょ?盗塁してないで一、三塁だったら…森下のショートゴロがゲッツーになって1点止まりの可能性もあった。だから、近本が走ったがために中野のものがすべてうまくはまった」と解説した。

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