巨人・井上温大投手(24)が26日、ドラフト1位指名された鷺宮製作所・竹丸和幸投手(23)の加入に闘志を燃やした。プロ7年目を迎える来季を見据え、G球場で練習。
2人はともに01年度世代の左投手。球団は即戦力としての期待を込めて竹丸に“最高評価”を与え、獲得に動いた。これまで接点こそなかったが、井上は投球映像を見ていたといい「同い年で、左ピッチャー。同じくくりだなと思いました」。指名直後に芽生えたのは燃え上がる感情だった。
昨季8勝を挙げてブレイクするも、今季は20登板で4勝8敗、防御率3・70と伸び悩んだ。9月の登録抹消後は左肘痛の影響で実戦舞台に戻れず。シーズン中から再三先発の「駒不足」を指摘していた阿部監督は、ドラフト会議直後に「左の先発がいない。というので選ばせてもらった」と1~3位を即戦力投手で固めた理由を説明。そこで井上の名前も挙がった。通算56登板で13勝。
左肘の状態は日々上向いており「いろいろなトレーニングで、より重量を重くしたりができている。いい時間を過ごせてるなと思う」。入念なケアに加え、連日の下半身強化、フォーム固めなど地道な鍛錬に手応えもある。「けがをしないように。体の機能をより改善して可動域だったりも広げていければ」と今は前を向く。
竹丸というNEWライバルの出現。「切磋琢磨(せっさたくま)してチームに貢献できるよう頑張りたい」と語る一方で「他人に気持ちがいってしまっても仕方ないので。自分の能力を上げることだけに集中していきたい」。左のエースの座を譲るつもりはない。(堀内 啓太)










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