サッカーJ1横浜FMは28日、西野努スポーティングダイレクター(SD)が2025シーズンをもって契約満了となり、来季の契約を更新しないと発表した。

 今季から就任したが、開幕からチームは不振が続き、クラブ初の2度の監督交代を余儀なくされるなど、現在17位で残留争いが続いている。

 J1残留に向けて残り3試合が控えていることもあり対応はシーズン後となるが、6月下旬にヘッドコーチから監督に任命され、初めてトップチームで指揮を執る機会を得た大島秀夫監督は「僕を選んでくれたことに対しては感謝というか、指名していただいたものはしっかり返さないといけないという気持ちでやっています」と、残り3試合でJ1残留を決めて恩返しすることを誓った。

 ただ自身も厳しいプロの世界に身を置いていることもあり「僕も選手として、指導者としてプロの世界で戦っているので、残念ですけど、こういうことはある世界だなと改めて感じましたし、自分も同じような結果を出してやっていかないといけないという、さらに責任感というか、そういう思いになりました」と気を引き締めた。

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