巨人からドラフト3位指名された亜大の山城京平投手が29日、東京・武蔵野市内のキャンパスで榑松伸介スカウトディレクター、担当の木佐貫洋スカウトから指名あいさつを受けた。MAX154キロを誇る身長174センチのサウスポーで、今春リーグ戦では防御率1・39で最優秀防御率のタイトルを獲得。

阿部監督が「元々注目していた投手。素晴らしいポテンシャルを持っている。今年入った当初は僕の中では一番の投手だった」と評価していた即戦力だ。

 榑松スカウトディレクターは山城について「球に力がある。そんなに体が大きくないのに、パワーピッチャーというイメージ。ボールの勢いで勝負できるタイプ」と長所を分析し「起用については現場が決めますけど、将来的には先発ローテーションというところの能力はあると思っている」。快速球を繰り出す理由については「まず、バネがあるというところ。(あとは)僕も聞きたいですね逆に。なんであんなにスピードが出るのかと。しかも、そんなに力感なく投げているんですよ。将来的には155キロも超えるんじゃないかなという期待もあります。(オリックス)宮城投手みたいになってほしいですね。

腕の出てくる位置とかも似ていますし」と話した。

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