女優の鈴木京香が29日、都内で行われた現代アートのイベント「アートウィーク東京」の記者発表会に、俳優の磯村勇斗と出席した。

 アートウィーク東京は、東京の現代アートの創造性と多様性を国内外に発信する年1回のイベント。

都内50以上の美術館・ギャラリーが開催する展覧会のほか、独自のプログラム関連イベントが開かれる。

 アンバサダーを務める鈴木はアート通として知られ「(イベントを)非常に楽しみにしてました。秋の東京を楽しみながら巡れるアートツアーで、なかなかないスケールで行われている」とアピールした。

 自身も作品を購入しており、「アートを自分の生活に迎え入れることにすごく興奮してしまった」と笑顔。「コーヒーを飲みながらずっと眺めている。ご飯を食べながら見ると、ご飯の量がとてつもなく増える」と笑わせた。「心が豊かになっていった。まだまだそういう思いを重ねていきたい」と目を輝かせた。

 鈴木は、取り壊しの危機にあった建築家・吉阪隆正氏設計の住宅を購入し、保存再生と一般公開を視野に入れた改修を行ったことで2023年の建築学会文化賞を受賞している。

 記者発表会には建築家の妹島和世氏らも出席。イベントは11月5日から9日まで開催される。

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