日本サッカー協会は30日、第1回FIFAフットサル女子W杯・フィリピン大会(11月21日~12月7日)の日本女子代表メンバー14人を発表した。日本は5月に中国で行われたアジア杯で初優勝した。

FIFAランキングは5位となっている。W杯には16か国が参加し、世界一を目指す。

 JFAハウスで会見した須賀雄大監督は「日本女子代表は非常に歴史が長く、これまでたくさんの選手、スタッフが携わってここまで来た。一つ一つの積み重ねが日本の強み。そういった思いを今回の初めての大会にぶつけることが大事。就任以来、『憧れと共感』というスローガンを掲げている。アジアチャンピオンとしてこのW杯に挑めることを非常にうれしく思う。世界一、優勝を目指している。後悔がないように全てを出し切ることが大事」と抱負を語った。

 また、指揮官はサッカー日本代表・森保一監督から助言を授かったことにも触れ「『いつも通り自信を持ってやる』ということが(森保監督の)一番の秘けつというところで非常に深い言葉だなと。今までやってきた以上のことは当然出ない。どれだけ自信を持って、選手がピッチで表現していくか。

その言葉を忘れずに準備を含めてやっていきたい」と明かした。

 日本女子代表はグループリーグでニュージーランド(11月23日)、FIFAランク3位の強豪ポルトガル(同26日)、タンザニア(同29日)と対戦する。準々決勝は12月2日、準決勝は同5日、決勝・3位決定戦は7日に行われる。

【日本女子代表メンバー】

▼GK 井上ねね、須藤優理亜

▼FP 筏井りさ、網城安奈、宮原ゆかり、伊藤果穂、江口未珂、中村みづき、江川涼、松本直美、高橋京花、追野沙羅、池内天紀、岩崎裕加

▼監督 須賀雄大

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