東京五輪柔道金メダリストでプロレスラーのウルフ・アロンと付き人として支え続ける宇田川力輝さんが1日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜・午後5時)に出演。ウルフが自身の技を受け続けてくれたことを感謝する一幕があった。

 今回のテーマは「黄金コンビ」。

 「宇田川は僕と小学校の時から中学、高校、大学と一緒で…。ただ世界で一番弱いです」と紹介したウルフ。宇田川さんも「これは本当です。本当に弱くて」と潔く認めた。

 MCの浜田雅功に「付き人って何をするんですか?」と聞かれると「基本的に一緒にいて、すべてのことをお手伝いします」と宇田川さん。ウルフは「一緒にYouTubeの撮影、編集をしたりとか」と話した。

 「オリンピック金メダルは宇田川のおかげ」と口にしたウルフは「付き人の仕事の一つが僕の技を受けるみたいな。試合前になると、アップ1時間半とかやって、その中で投げ込み、乱取りとか結構、強度の高い動きをするんですね」と続けると「(宇田川は)柔道自体は弱いんですけど、どれだけ投げられてもすぐ立ち上がってくるんですよ。ほぼゾンビレベル。打たれ強さってのは世界一」と続けた。

 称賛された宇田川さんも「大学時代に周りの選手たちが強すぎて。

自分は打ち込み相手として、受けの人として生きようと決めたんで。受け身のテクニックを学びました」ときっぱり。

 ウルフが「普通、周りが強かったら自分も強くなるように頑張るじゃないですか? 早い段階で受けでケガしない方向にシフトしてるんですよ。でも、東京、パリまでずっと付き人としてやってくれて感謝してます」と話すと、宇田川さんは「ウルフ先輩の得意技の肩車を受けるのがつらくて…。上手に受け身とっても、投げられてるので痛みがすごいんですね。特に痛みが激しい技で」とポツリ。

 ウルフは「肩車は大学卒業後にやり始めた技で宇田川がいっぱい受けてくれて、自分の得意技になんとかすることできて。東京オリンピックの団体戦準々決勝で、これで勝ったりもしてて。宇田川の体を壊しつつ、自分は強くなるっていう…」と笑顔で感謝していた。

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