「おんなギター流し」のシンガー・ソングライター、おかゆが1日、東京・渋谷プレジャープレジャーでワンマンライブ「昭和百年 渋谷のオカユ 2025」を行った。

 渋谷のギャルにあこがれ上京し、インディーズ時代も渋谷を拠点に流しを行ってきた“原点”の地。

昭和100年にちなみ、流し時代に多くリクエストを受けてきた昭和の名曲を披露した。今年5月1日に事務所を独立し個人事務所で再出発。自ら電話をかけて会場の予約をするなど手作りでのライブが実現し「たくさんの皆さんのお力添え、愛のおかげでまた新しい物語が始まる。ちょうど独立して半年の日なので、みなさんに感謝を届けたい」と語った。

 渋谷をこよなく愛するおかゆの黄金コースは「道玄坂を降りて、SHIBUYA109からセンター街に向かってスクランブル交差点に行く。渋谷を闊歩(かっぽ)するのが好き」。ギャル時代は「渋谷駅前のハチ公前に座れるところがあって、そこで通りかかるギャルのファッションを3、4時間メモしていました。ギャル研究家です」と振り返った。

 昭和100年にちなみ、自身が100年後に残したいものについて尋ねられると「渋谷で昭和の曲を歌っている歌手として100年後に語り継がれていたいですね。令和の音楽史に残る曲を作りたいという目標を掲げているので、100年後にも残る曲を作りたいです」と意欲。「10周年の2029年までに渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)で『渋谷のオカユ』を開催したい」と野望を明かした。

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