大相撲の幕内・霧島(音羽山)が1日、福岡・須恵町に宿舎を構える荒汐部屋に出稽古し、同じく出稽古に来た関脇・安青錦(安治川)らと20番取って13勝7敗だった。

 九州場所(11月9日初日・福岡国際センター)で大関昇進の足場固めを狙う安青錦とは6番取って2勝4敗。

稽古後に「(安青錦の)4勝2敗でしたよね?」と自ら報道陣に尋ねた元大関は「負けたくない相手。本場所でも稽古場でも負けたくない。思い切り当たっていくしかない」と、21歳の新鋭に対抗心を燃やした。

 先場所は6勝9敗で、九州場所は1月の初場所以来となる平幕陥落。巻き返しを期す初日へ向けては「まだ始まったばかり。これから疲れるまでやって、そこから休みたい」と、さらに調整のペースを上げる。

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