10月のドラフト会議で巨人から育成4位指名を受けた愛知学院大の左腕・河野(こうの)優作投手(22)が、2日に行われた「第21回東海地区・北陸・愛知三連盟代表大学野球王座決定戦」の準決勝・名城大戦(パロマ瑞穂)に臨んだ。

 リリーフとしてブルペン待機した河野。

チームは0―0の8回に2点を先制され、なお満塁のピンチで河野が救援登板したが、適時で追加点を許し、チームは0―5で敗れた。この大会の優勝チームは明治神宮大会への出場権を手にするが、河野はあと一歩届かなかった。

 180センチ、90キロの左腕でスリークオーターから最速140キロ台後半の速球とスライダーなどを投げ込む。担当の巨人・木佐貫スカウトは育成ドラフトでの指名時に「スライダーとチェンジアップでゾーンを横に広く使うリリーフタイプ。変化球でも腕が振れる投げっぷりの良い投手」とコメントしていた。

 なお、同じ愛知学院大でロッテから育成3位使命を受けた杉山諒外野手は「1番・中堅」で4打数2安打だった。

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